パラボラアンテナ

Aqous中心のブログっぽいなにか

「今」こそ『かなことさらら』

何故「今」こそ『かなことさらら』なのか

 
 
 
それは忘れもしない2017年5月16日21時の出来事である。
ニコ生公式特番『かなことさらら』初放送。
 
 
 
奇しくもその日は…松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅に出てからちょうど328年後
 
 
我々は『かなことさらら』のある世界へ、突如飛び込むことになった。
それは幸福を約束された大いなる人生の幕開けである。
 
 
 
 
 
声優も 住み替はるぞ かなことさらら
※字余り
 
「なんだかんだ人気声優が固定化してるこの界隈も、新しい声優が定着していく時がきた。それは高槻かなこさんと八島さららさんである」
 
 
 
 
 
さて、そうは言ってもラブライブファンとアイドル事変ファンを中心とした一部のオタクしかまだ視聴していないのも事実。
そこで今回は世界に存在する『かなことさらら』の、ポテンシャル視聴者85億人(2030年地球総人口予測)に向けて、この番組の魅力を紹介していきたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
題して
 
『かなことさらら』のココがヤバい
 
 
ここからは文体を変えてお送りします(深い意味はない
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤバいところ①:高槻かなこ八島さららがヤバい
 
 
おそらくここにお越しの人は、
高槻かなこさんといえばAqoursの花丸ちゃん
八島さららさんといえばアフィリアサーガやアイドル事変の夏月ちゃん
としてこのお2人を認識しているでしょう。
 
その考えは間違いではありません。
しかし、それだけではお2人の出演歴を知っているに過ぎないのです。
 
では、まずこちらの写真をご覧ください(本人Twitterより)
 
 
 
お分かりいただけましたでしょうか?
なんと2人揃って21世紀レベルの美人なのです。
 
先日発売された某雑誌の美人声優特集に高槻かなこさんが載ってなかったことに私も大変驚き、
職場の階段から池田屋の階段ばりに落ちてしまいました。
もちろん八島さんが掲載されたことについて深い納得があったことはここで付け加えておきます。
 
ともかく「かなことさらら」はクレオパトラも裸足で逃げ出す2人組による番組なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
当然ですが、外見だけが特別なのではありません。
2人の内面についても私なぞが語るのもおこがましいのですが、少しだけ触れさせていただきます。
 
 
 
 
 
 
まず、高槻かなこさんについてですが、端的に言うとセンスが独特。
 
 
 
 
早速こちらをご覧いただきたい。
 
 

 

オチが哲学的
 
どこまでいっても新しく買った黒のフレアスカートは2WAYなのに、あえて3WAYと言い切る胆力。オチがちゃんと落ちてるか分からないのになぜかじわじわと込み上げる笑い。
 
そもそもこれはネタツイートなのでしょうか。それさえ我々に考えさせてしまう…そんなギャグのセンスも高槻さんの魅力といえるでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
独特なセンスはこれだけじゃありません。
 
次にこちらをご覧ください。
 

 

 
お気づきでしょうか?文末についた2つの木の絵文字に…。
木が2つでハヤシを表現しているのかもしれません。
これもまたギャグなのか、それともただ絵文字で表そうとした結果なのか分からないところがポイントですね。
 
 
更にこち
 

 
まさかの連作。
どうやら完全にオムハヤシライスを絵文字で表現しにかかっているようでした。
 
アイドルは確かに手料理アピール!みたいな写真をアップするときがあるものの、
2日連続作り置きした同じ料理をアップする意図が全く分かりません。
でも何故かじわじわくる。このセンス、天才的ですね。
 
高槻さんは既視感という言葉が好きなのであろうか…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
彼女のセンスが光るのはギャグだけに留まりません。会話もまた独特です。
 
Twitter上でご友人方にリプをとばしていらっしゃることがあるので、是非皆さまにはその目で確かめてください。クソリプとかそういう次元以前の何かがそこに存在しています。
 
あえて今回はこのツイートを紹介しておきます。
 
 
 
 

 

何故友人の「愛しています」に公然猥褻罪で逮捕された国民的アイドルの名前をぶつけているのか全く分からない。
 
 
 
 
 
 
 
 
また、こちらのツイートも掲載しておきたいです。
 
f:id:llscfg:20170624135957p:plain
 
あなたは親友の小森さんをどうするつもりなのか。
 
よりによって初期の王様のセリフをチョイス。
 
高槻さんはサイコロを割って7の目でも出すつもりなのでしょうか?
 
これらのツイートが心に琴線に触れた人に朗報があります。
なんとこのキレのある発言はリアルでも変わらないのです。
むしろ声での表現もつくので更にキレが増すといえるでしょう。流石声優さん。
これはもう是非ご自身の目と耳で確認するしかありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いて八島さららさんの話に移りますが、
その前に先日新しくなった宣材を見てください。
 
 

 
 
八島さんのこの首から肩にかけての曲線、美しすぎではないでしょうか。
私はこれをラインの黄金/Das Rheingoldと呼びたいと思います。
※八島さんはドイツ文学科卒
 
このラインの黄金は私服においてかなり確認しやすくなっているので、
是非こちらも忘れず注目していただきたいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて八島さららさんといえば「食」である。
※個人の見解です
 
 
 
プレミアムと聞けば「プレ牛*1
と即答するなど声優界の牛丼フリークとして名を馳せているのが彼女である。
 
松屋フーズさん、コラボ企画お待ちしております。
 
 
 
 
 
またまたそういう営業でしょ?とか思った方、反省してほしい。
 
 じゃあ質問です。誕生日に牛丼にキムチトッピングして喜んでいる声優がいますか?

 

八島さんだけです。

※当社調べ

 

 

 

 

 

このツイートからは恒常的にプレ牛納豆トッピングを食べていることが窺えます。

 

 

 

 

あと突然八島牛丼ミシュランを始めます。

 

 何が安定化は分からないのですが、確かに安定だなと納得してしまう説得力が彼女の

牛丼ツイートにはありますね。

 

 

「牛丼や 腹にしみ入る プレミアム」

※雑

 

 

 

 

 

 

 

また、昨今女性には健康志向のラーメンが流行っているという噂があります。

でも八島さららさんは違います。

 

 

一介のOLなんぞはソロラーメンですら躊躇するのに、

この美人声優は背油系ラーメンに足繁く通っている様子。

はう~からの文体が内容とミスマッチ過ぎて震えます。

 

 

 

 

 クリスマス。世のアイドルオタクは気が気じゃない日ですね。

 誰も信じられない…誰を推したらいいのか分からない…
そんなあなたに八島さららさん。
 

 

頼むからもっと良い鶏肉を食べてくれ……

ちなみにこの後はモンハンのオンラインプレイ相手を見つけられない姿が

観測されております。

 

 

 

 

 

極めつけはこれです。

 若干汚い。

もう最高ですね。隠れた狙いとかそんなものはなく、

ひたすら赤裸々にご自身の食の情報を公開しているだけです。

 
 
 
 
紙面の都合で本当に僅かな情報しかご紹介できませんでしたが、
お2人のポテンシャルは十分に通じたと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤバいところ②:スタッフさんがヤバい
 
 
私は決してニコ生をよく観るというわけではないのですが、
「かなことさらら」のスタッフさんは仕事が早いかつ、クオリティが高いです。
 
最初に掲載した写真からも少し確認できますが、まずセットがオシャレかつかわいいのです。
それだけじゃありません。第2回放送ではクオリティの高いテロップをリアルタイムで表示し、
地上波テレビ番組顔負けの仕事でした。
 
数分前に完成した絵を次のアイキャッチで使ったときは、
半端ないなと戦慄した視聴者も多かったはずです。
 
 
また地味な作業にも余念がなく、第1回放送で某ボードゲームを手作りでアレンジして使用していましたが、
おそらく見た目以上に大変な作業だったことが予想されます。
こだわりを感じますね。
 
 
 
そしてこちらの公式チャンネルのトップ画像をご覧ください。
 

ch.nicovideo.jp

 

私はこのデザインがめっちゃ好きです。

番組のかわいくてポップかつわずかに狂気を孕まないでもない雰囲気が

よく表れています。

 

ちなみに右上の服は初回放送時のお2人の私服ですね。愛を感じます。

 
 
 
やはり名番組の裏には名スタッフありということですね。
※ただし番組名は誤植する
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤバいところ③:2人の仲の良さがガチ
 
 
そう、予想の20倍くらい仲が良いのです。
 
 
つい皆さんも学校や職場で人間関係を気にしてしまうこと、ありませんか?
 
生きていくうえでは大切なことですが、
つい親しい人にも変に気を遣ってしまったり、友達と遊んでいても気疲れしてしまう場面があるかと思います。
 
 
しかも、気にすればいいのは、自分のことばかりではありません。
あの人とあの人は仲良さげだけど実は仲悪いとか、この人たちは一緒にしちゃダメだとか、たくさんの地雷が人間社会には埋まっています。
 
他人と他人の関係にまで気を遣わないと、周りから空気読めない人間というレッテルまで貼られてしまうことだってあります。
 
 
他人の出す雰囲気を敏感に感じとらないといけないことに、気が気でない人も少なくないでしょう。
 
 
 
 
でも、かなことさららは違います
 
 
 
ノリがマブダチと居酒屋で変に盛り上がったときのそれです。
2人の距離感と会話の内容がそれを物語っています。
 
色んな番組とか観てると、
いまこの人の発言で他の人はどう思ったのか…だとか、あっこの人いまこの人に気を遣ってるんじゃないかな…、
みたいな心配がふと出てきてしまうときがあると思います。
 
 
しかし「かなことさらら」ではそんな現代の呪縛から解放され、心から2人の絡みを楽しむことができるのです。
 
 
高槻さんの独特な会話のテンポやギャグはその他の番組でも健在ですが、
やはり八島さんと一緒だとアクセルの踏み方が違います
 
そして八島さんも高槻さんのテンポをよく分かっているし、ギャグの拾い方が絶妙なのです。
 
 
 
また八島さんもリアクションというか動きがなかなか特徴的でそれもが魅力なのですが、
なかなかそれを活かして上手く乗っかれる人がいない印象がありました。
 
でも「かなことさらら」では違います。
 
高槻さんも八島さんの動きを分かっているのか、テンションに不自然さなく番組が進んでいきます。
心なしか八島さんの動きもいつも以上に楽しそうです。
 
 
 
本当に仲が良いからこそ飛び出る自由奔放さと、絶妙な掛け合いを、
我々は余計なことを気にせず楽しめるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ヤバいところ④:隠し事をしない番組
 
初回放送冒頭からその片鱗はありました。
いきなり高槻さんが、酔うと八島さんの1人称が「ちゃぴ」になると暴露した瞬間、
我々は「この番組…一味違うぞ…!」と唾をゴクリと飲み込みました。
 
その後も1回放送2回放送と変わらず、
声優、若手、アイドルという属性を持つ2人があらゆるコンプライアンスを裸足で踏み抜いていきました
 
 
Aqoursメンバーの某職人が自身の番組で、声優としてもう少し上手くやっていきたいというガチな悩みをこぼしていたにもかかわらず、
この2人は業界について「陰キャラが多い」とぶっちゃける始末です(本当に言って良かったのか……?)。
 
 
 
1回放送では手料理を腐ったまま放置してる事実を喋ったり、
高槻さんがまさかの漫☆画太郎ネタを披露。
2回放送では八島さんが「コーナーで差をつけろ」とオタク構文をぶち込んできました。
 
 
しまいには「重大発表:結婚」ネタを平然と使い、この人たちは本当にアイドルとして活動しているのか???と
視聴者を混沌の底に叩き落とします。
 
このネタの流れから番組のレギュラーラジオ化を発表するもんだから、何人かのオタクは処理落ち待ったなしでした。
 
 
 
全体的に自由すぎてまだまだ語りつくせないのですが、本当にギリギリすぎて何度見ても笑える番組となっています。
 
 
 
また隠し事はしないというコンセプトより、
月額540円のチャンネル会員料にて番組の運営費が賄われるという発表もありました。
 
なんと入会すると、
・今後の放送をほぼノーカット動画付きで観れる(ラジオは30分に編集されたもので映像もない)
・過去の放送だって視聴できる
・かなことさららのチャンネル会員になれる
という月額数万でもお釣りがくるような特典がついてきます。
 
 
これは入会するしかありませんね。
1アカウントにつき1回しか入会できず歯がゆい思いをする方もいらっしゃると思いますが、
今は耐え忍びましょう。火影になるには大切なことです。
 
 
まだ入会していないという、地球の公転が逆になったみたいなミスをしてしまった方は以下からどうぞ。
 

かなことさらら(かなことさらら) - ニコニコチャンネル:アニメ

 

 

 

入会すると第2回後に放送された30分ちょっとの映像を見ることができます。

DIVA高槻の誕生や、バンジーをやらされたり「ちゃぴ」を晒されても大丈夫だった八島さんがガチ放心するマジでヤバい放送です。

 

1か月は笑えます。笑い慣れてないせいでアゴ外れたという声も私の脳内でありました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

さて、簡単ではありますが、「かなことさらら」の魅力を紹介してきました当記事も終わりが近づいてきました。

 

いかに現代社会で心が錆ついてしまった我々にとって、救いとなる番組か、少しでも伝わったのであれば幸いです。

 

あまりに番組が情報過多過ぎて(三重表現)、私の文章力抜きにしてもなかなか文字では伝わらない部分も多いのではないかと思います。

僅かでも興味をお持ちいただけたのであれば、是非番組バックナンバーをご覧ください。

 

魂が救済される音がします。

 

 

 

 

 

限界オタクの かなことさららに 行梅雨ぞ

 

「限界オタクの心が かなことさららに向かうときがきた。それは梅雨が去り眩しい陽光が射すかのようだ」

 
 
 
 
 
 

*1:松屋のプレミアム牛丼のこと。美味。